空腹時血糖値の正常値と測り方
空腹時血糖値は、10時間以上食事をとっていない状態で測る血糖値です。ふつうは朝起きて朝食の前に測り、血糖管理のいちばん基本になる数値です。
空腹時血糖値の基準
| 空腹時血糖値(mg/dL) | 区分 |
|---|---|
| 110未満 | 正常型(100〜109は「正常高値」) |
| 110〜125 | 境界型 |
| 126以上 | 糖尿病型 |
糖尿病の診断は、家庭で測った1回の数値では行いません。医療機関での検査で、別の日の再検査やHbA1cなどの結果とあわせて判断します。
糖尿病がある場合の目安
日本糖尿病学会では、合併症予防のための目標をHbA1c 7.0%未満とし、それに対応する血糖値のおおよその目安を空腹時130 mg/dL未満としています。年齢や低血糖のリスク、治療内容によって目標は変わるため、主治医から伝えられた数値があればそれに従ってください。
正しく測るコツ
- 前日の夕食後から、水以外は口にしないようにします。
- 朝起きて、朝食・コーヒー・運動の前に測ります。
- 石けんで手を洗い、水気をしっかり拭いてから採血します。指に残った果汁や水分で数値が変わることがあります。
- 測った数値と時刻はすぐに記録します。あとでまとめて書くと時刻があいまいになりがちです。
いつもより高い朝は、前日の遅い夜食、睡眠不足、ストレスなどをひと言メモしておくと、原因を見つけやすくなります。
毎日同じ時間に
空腹時血糖値は、1日の値よりも数日・数週間の流れが大切です。毎朝同じくらいの時間に測ると、比べやすくなります。
この記事は一般的な健康情報であり、診断や治療の代わりにはなりません。目標値や測定回数は人によって異なるため、まず主治医・医療スタッフの指示に従ってください。低血糖の症状がある場合や数値が大きく外れる場合は、すぐに医療機関にご相談ください。
最終更新 2026-10-26